A tour through the workshop  アレキサンダー社工房探訪

~アレキサンダーホルン、輝きは永遠に~

ヨーロッパ経済の中心であるドイツ・フランクフルト近郊、ライン川沿いに緑豊かに栄える街・マインツ。その街に古くから工房を構えるアレキサンダー社では、ほのぼのとした家族的な雰囲気を持ちながらも、真剣に楽器作りに取り組む人々の姿を目にすることが出来ます。ドイツ連邦共和国大統領より「模範的な青年職業訓練を行っている」と賞賛を受けたこともある程に充実した工員育成システムが、アレキサンダー社の確かな技術力を支えています。そしてその頂点に君臨するのがマイスター。徒弟から始まる長年に渡る厳しい修行、楽器製造技術以外に法律・経済まで試される難関試験を経て、初めて辿り着けるマイスターの地位。 アレキサンダー社では現在マイスターの有資格者が7名おり、うち2名が約30名のスタッフをまとめ楽器製造を行っています。マイスターの統率力が後進を技術者としても人間としても成長させ、アレキサンダーホルンの輝きをいつまでも色褪せない存在へと導いているのです。 ここではアレキサンダー社の工房の中をご案内致します。225年以上もの伝統による世界最高クラスの楽器がどのように製造されるかをご覧ください。