Conclusion? 結論

上質なオーケストラ用楽器の伝統的な製造技法は、長い年月をかけて発展して来ました。アレキサンダー社の工房では伝統的な手作業による製造方法に加え、楽器の品質を向上させる部分においては現代的な技術を今日では用いています。また楽器の改良については、卓越した音楽家達との絶え間ない知識の交換によるところが大きいと考えています。その一方で楽器製造における新しい科学的な知識は客観的に評価され、製造に生かされています。“伝統と進歩”は、アレキサンダーの楽器が世界中で頂点に立つ楽器として評価を得る土台となっています。世界中から寄せられる幾千通もの感謝の手紙が、アレキサンダー社にとってはお客様の満足を示す証です。今日、アレキサンダーのホルンは、音楽家の最も高いレベルの要求を満たすものに数えられ、世界中のオーケストラのみならず、音楽学校や熱心な個人の奏者にまで広く使用されるに至っており、アレキサンダー社にとってはそのことが何よりも大きな誇りであると言えます。