アレキサンダーファン
2006年07月掲載
−会員所属団体の紹介− ここで吹いてます! アレキサンダーホルンオーナーズクラブ会員が所属するオーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどを紹介していきます。演奏会PR、団員募集等にどうぞご活用下さい♪
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大阪シンフォニックバンド 大阪シンフォニックバンド
こんな団体
大阪シンフォニックバンドの練習は基本的に、毎週火曜・木曜という平日に週2回行なわれる。これは、バンドの創設時に、「生活が吹奏楽オンリーにならないように」と、日曜日を練習でつぶさないために決められたそうだ。
ただ、「みんな仕事があるので、18:00〜21:00とされている練習時間に全員が集合するのはなかなか難しい」そうだ。ただし練習場自体は17:00から開いているため、やりようによっては週2回、たっぷりと楽器が吹けるというメリットもあるという。

主な活動は6月の定期演奏会、秋に開催されるオータムコンサート、そして他の一般バンドとのジョイントコンサート。実は6月24日(土)に第35回定期演奏会が大阪府立青少年会館文化ホールで行なわれたばかり。
「祝典のための音楽」「オリエント急行」というスパーク作品2曲を第1部に据え、第2部はポップス中心に、そして第3部はクラシック/オリジナル中心で、アルフレッド・リードの「吹奏楽のための交響的素描『オセロ』」という大曲に挑んだ。

ちなみに2006年6月現在、トロンボーン中心に随時団員を募集中だそうだ。
詳しくは「大阪シンフォニックバンドinformation」参照。


練習     練習



ホルンパート

大阪シンフォニックバンドのホルンパート

ここ数年は6人のメンバーで安定し、非常に息も合っているようだ。
「ある合奏のとき、全員で20人足らずなのにホルンだけ6本揃っている、なんてこともあって、他のパートからは羨ましがられています」とも。
(パートリーダーの飯田容子さんは、残念ながら当日都合により欠席)



杉田勇一郎さん
杉田勇一郎さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MB
■主な使用マウスピース
ジャルディネリ BT14

AHOC会員であり、今回の取材をアレンジしていただいた。
現在お持ちの103はシリアル5000番台の楽器で、中古で購入し、すでに15年以上使っているという。
「大学が富山で、入っていたウィンドアンサンブルの団長がホルン吹きで楽器屋さんでした。前から103は欲しかったので『入ったら教えて』という話をしていたところ、中古が入荷したというので、特に楽器をやっていない大学の友達と一緒に見に行きました。自分の楽器を持って行って吹き比べてみたら、その友達が『音が全然違う!』と言ってくれて。本人は『そうかなあ』と思っとったんですが」

会社に入ってしばらくは楽器をほとんど吹いていなくて、あるバンドのエキストラで年に1回くらい吹く程度だったというが、たまたまそこに宮本さんも来ていて、それが縁でこのバンドに入ったという。
復帰後1年くらいは、今河本さんが吹いているホルトンを使っていたそうだ。
「自分がブランク明けだったこともあり、103の音が周りの音に合わないなあと思って、ホルトンを購入して使っていましたが、だんだん調子が戻ってきたのでアレキサンダーに戻しました。自分ではハーモニーを吹くときなどちょっと浮いてるかなあと思うこともあるのですが、周りに聞くと『そんなことはない』と言われます」

「アレキサンダーは音が輝かしいところが好きですね。でもそれ以前から、ホルンはアレキというイメージが刷り込まれてますよ」



河本 清さん
河本 清さん
■使用楽器
ホルトン H-279
イオ HR1054CL
■主な使用マウスピース
ティルツ T4

最近、杉田さんが一時使っていたニッケルシルバーのホルトンを借りて使い始めたという。
「もしかしたら自分はニッケルシルバーの楽器が好きなのかなと思って、杉田さんにお願いして借りています。実は中学3年生のときにもシルバーの楽器を吹いていて、ユーフォニアムの後輩に『ホルンの音というよりもユーフォニアムの音ですね』と言われたことがあって、そのときは『馬鹿にしやがって』と思ったのですが、今よくよく考えてみると、『太くて渋めの良い音』という意味だったのかなあ(笑)なんて」

このバンドに入って3〜4年。日曜日が仕事なので、練習が日曜日でないバンドを探していたそうだ。
「思ったように吹けないというストレスを含めて、楽しいです。最近はホルンが目立たなくても、一緒に吹いているだけでいいなあと思い始めました」



宮本久美子さん
宮本久美子さん
■使用楽器
ヤマハ YHR-88IID
■主な使用マウスピース
ティルツ S8

大阪シンフォニックバンドに入ってすでに12年。ホルンパートの中では一番若いけれど、一番長い。ご自身では「ホルンには詳しくないので」とおっしゃるが……。

「ホルンは中学からやっていますが、最近特に好きになってきました。いまのホルンの6人が良いバランスで、一緒に吹いていて楽しいんです。ここ数年、メンバーが定着してきたこともあって、無理をしないで、お互いにフォローしながら音楽を作っていけるのがいいです」
「パート練習とかでも、昔はなるべく自分の音が隠れるようにと思っていたんですが、最近は自分が参加したらハーモニーがどうなるか、河本さんとか狩野さんとかに教えてもらえるようになって、音を出すことがすごく面白くなってきました。私にとっては2人は『神様』です。勝手にそう言っているのでいつも怒られるんですが(笑)。やっぱり自分にないものを持っているので」
ちなみに、吹いていて場面の見える映画音楽などの曲が好きで、「マーチは嫌い」だそうだ。



狩野豊子さん
狩野豊子さん
■使用楽器
ホルトン H-281
■主な使用マウスピース
パックスマン 21AN

別のバンドに入っていたとき合同演奏で宮本さんと一緒になったのがきっかけで、前のバンドをやめたときに彼女が誘ってくれて入団したそうだ。
「でも私は神様ではありません!」

「宮本さんがあの人柄で人を引き付けているんですよ。パートは雰囲気が良いです。みんな大人だし、きつく言う人もいないし、かと言って消極的でもなく」
「吹奏楽ってずっと吹きっぱなしでハードじゃないですか。だから6人で助け合いながらやっています。1人でがんばるのではなくて、全員で音を出したときに響きが広がっていく瞬間が良いですね。そういうときに『ホルンをやっていてよかったなあ』と思います」



保村知宏さん
保村知宏さん
■使用楽器
ハンスホイヤー
■主な使用マウスピース
アレキサンダー 8F

途中で1年休み、戻ってきて1年くらいだとか。
「最初は1年くらいなんてことないと思うとったんですが、復帰してみると『何か違うな』と思います。自分で思っている感覚と、実際に吹いている感覚が違うというんでしょうか」
現在、勤務地が和歌山で遠くなってしまい、練習に来られるときも減ってしまっているという。会社に車で行くときは楽器を積んで行けるが、電車のときはいったん家に戻って取ってから練習に来るそうだ。
「途中でやめようと思ったことは何回もありました。なんで続いているのか、自分でもようわからんですね。でも、家と会社だけでは人生つまらないですから」





大阪シンフォニックバンドinformation

■団員募集
入団資格 楽器経験2年程度
高校生不可
楽器は個人持ち
入団費 5000円
月会費 2000円
問い合わせ osakasymphonic@hotmail.com
ホームページ 大阪シンフォニックバンドHP
 



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