杉田勇一郎さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MB
■主な使用マウスピース
ジャルディネリ BT14
AHOC会員であり、今回の取材をアレンジしていただいた。
現在お持ちの103はシリアル5000番台の楽器で、中古で購入し、すでに15年以上使っているという。
「大学が富山で、入っていたウィンドアンサンブルの団長がホルン吹きで楽器屋さんでした。前から103は欲しかったので『入ったら教えて』という話をしていたところ、中古が入荷したというので、特に楽器をやっていない大学の友達と一緒に見に行きました。自分の楽器を持って行って吹き比べてみたら、その友達が『音が全然違う!』と言ってくれて。本人は『そうかなあ』と思っとったんですが」
会社に入ってしばらくは楽器をほとんど吹いていなくて、あるバンドのエキストラで年に1回くらい吹く程度だったというが、たまたまそこに宮本さんも来ていて、それが縁でこのバンドに入ったという。
復帰後1年くらいは、今河本さんが吹いているホルトンを使っていたそうだ。
「自分がブランク明けだったこともあり、103の音が周りの音に合わないなあと思って、ホルトンを購入して使っていましたが、だんだん調子が戻ってきたのでアレキサンダーに戻しました。自分ではハーモニーを吹くときなどちょっと浮いてるかなあと思うこともあるのですが、周りに聞くと『そんなことはない』と言われます」
「アレキサンダーは音が輝かしいところが好きですね。でもそれ以前から、ホルンはアレキというイメージが刷り込まれてますよ」 |