入団にあたってはオーディションがあり、合格率は約1/3と厳しい。が、そもそもオーディションを受ける人が少ないのがここのところの悩みだとか。
「興味がある人はぜひ見学に来ていただき、自分がここで楽しめると思ったら課題曲を練習して、オーディションを受けていただけると嬉しいです」(大原さん)
こう書いてしまうとものすごくハードルが高いように思われるが、「オーケストラのポリシーとしてよりレベルの高いことをしようとしているので、そういう意識を持ってほしい。単に楽しく練習して酒を飲んで帰るだけの場とは考えないでほしい。オーケストラの中で自分を高めようという意識を持っていれば、逆にとても楽しめると思います」(箭田さん)とも。そのために運営側でも良い指揮者を呼ぶ、練習も必ずプロのトレーナーを呼ぶなど密度の高いものにしている。 |