アレキサンダーファンを集めて行なわれたミニクリニック&懇親会から約1週間後の2014年11月21日、シュテファン・ドール氏(ベルリンフィル首席ホルン奏者。愛器はもちろんアレキサンダー103)のソロリサイタルが東京・銀座のヤマハホールにて開催された。ピアノはベルリン在住の沢野智子氏(彼女は、若手ホルン奏者プジェミスル・ヴォイタの大学時代の先生でもある!)。ぴったり息の合ったアンサンブルを聴かせてくれた。
この日のプログラムのテーマは“ドイツ・ロマン派”。「19世紀半ばから20世紀初頭にかけての約50〜60年の間にこれだけスタイルの異なるホルン曲が書かれたことが面白い」とはドール本人の言葉だ。 |