2006年10月掲載 アレキサンダーを使用する在京オーケストラのメンバーからなるホルンアンサンブル、"アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン（AHEJ）"が2004年発売の『ジュピター』に続いて2ndアルバムのレコーディングを行なった。 場所は埼玉県富士見市にある「キラリ☆ふじみ（富士見市民文化会館）」。水をたたえた美しい中庭を持ち、広々とした開放的な雰囲気で、市民にも開放されている総合文化施設だ。 キラリ☆ふじみメインホールでのレコーディング風景。 響きの良いホールだ 今回のレコーディングは3日間が充てられている（前作では2日）。その1日目に取材におじゃました。 ホールに着いたときには最初の曲をレコーディングの最中（曲はブラームス）。「いったい誰がアレンジしたんだ！」って思うくらい無茶な音がステージ裏にまで聞こえて来た。 その後休憩を兼ねたジャケット写真の撮影に移る。雰囲気の良い中庭の池のほとりでメインカットの撮影のあと、ホールでのリハーサル風景やプロフィール用写真の撮影。 どんなジャケットに仕上がるのかが今から楽しみだ（もちろん演奏も）。 CDの発売は2007年2月2日宝塚ベガホール、そして2月3日東京文化会館で行われるそれぞれの演奏会にて先行発売される予定！ 和気あいあいとした撮影風景。実際のジャケットをお楽しみに！ プロフィールに使用するためメンバー一人ずつの撮影。緊張して顔がこわばる人、笑いが止まらない人、様々だ（実は野見山さんの控室を占領して行なわれた） メンバーを代表して、阿部氏と久永氏にこのアルバムに関するコメントをいただいた。 「前回のアルバムで録音し切れなかったような内容に、今回は再度チャレンジして、より完成度の高いアルバムを目指しています。今回はメンバーのスケジュールを無理やり調整して3日間のレコーディングとしましたので、良いCDができると思います」（阿部） 「第1弾のアルバムも結構良い出来だったと思いますが、2枚目は前回を超えなければいけないと思っています。前回のアルバムから2年近く経ち、今日にまで至る過程でも練習を積んでいますので確実に進歩していますので、聴いてくださる方の期待にお応えできる仕上がりになるはずです」（久永） 最後に、紅一点にして今回レコーディング初参加の野見山さん、一言お願いします。 「がんばりま〜す」 ちなみに今回レコーディングされた主な曲は以下のとおり。 （曲順未定、CD収録曲も決定ではありません） ■ ベルリオーズ／「ローマの謝肉祭」序曲 １．竹村　２．大東　３．久永　４．阿部 ５．金子　６．野見山　７．有馬　８．和田 ■ ベートーヴェン／三重奏曲　C dur Op87 １．有馬　２．和田　３．勝俣 ■ ワーグナー／「タンホイザー」より １．久永　２．野見山　３．今井　４．勝俣 ５．竹村　６．大東　７．金子　８．阿部 ■ ブラームス／交響曲第３番より　終楽章 １．金子　２．久永　３．竹村　４．野見 ５．有馬　６・大東　７．勝俣　８．阿部 ■ 小林健太郎／Fragments "Complication" for 10 horns １．今井　２．有馬　３．久永　４．大東　５．金子 ６．竹村　７．和田　８．勝俣　９．野見山　１０．阿部 ［AHEJメンバー］ 阿部雅人（新日本フィルハーモニー交響楽団） 有馬純晴（東京都交響楽団） 今井仁志（ＮＨＫ交響楽団） 大東 周（東京フィルハーモニー交響楽団） 勝俣 泰（NHK交響楽団） 金子典樹（新日本フィルハーモニー交響楽団） 竹村淳司（東京交響楽団） 野見山和子（東京都交響楽団） 久永重明（読売日本交響楽団） 和田博史（東京都交響楽団） アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン演奏会のお知らせ ■宝塚記念演奏会 日時 2007年2月2日（金） 19:00開演 場所 宝塚ベガホール 料金 未定 曲目 未定 ■第６回定期演奏会 日時 2007年2月3日(土) 19:00開演 場所 東京文化会館小ホール 料金 一般\3500　学生\2500 *AHOC会員、日本ホルン協会会員は\500割引 曲目 未定 ページトップへ戻る
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