アレキサンダーファン
2005年12月掲載
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第12回 アレキファン的「ホルンの“ホ”」
アレキサンダーホルンオーナーズクラブ
第1回ミュージックキャンプレポート
去る2005年10月15日16日の2日間、長野県のペンション『森の音楽家』にて、アレキサンダーホルンオーナーズクラブ第1回ミュージックキャンプが行われました!今月のホルンの“ホ”では、このキャンプの模様をお伝えいたします!

10月15日(土) First day 1

10月15日(土)、参加者の大半が朝9時に新宿スバルビル前に集合。続々と集まる参加者達、その中にはフィリップ・アレキサンダー会長(社長)、マイスターのガートナー氏、そして今回このキャンプのためだけに8年振りに来日された、マリー・ルイーゼ・ノイネッカー女史の姿も!そして、講師、事務局、編集部も交えバスに乗り込み、いざ出発!

出発 出発 出発


バスでの長旅を終え、今回の会場のペンション『森の音楽家』に到着!しかし、あいにくの雨…。出鼻をくじかれた感は否めなかったですが、とりあえず中へ。『森の音楽家』という名だけあって、中には色々な楽器があちらこちらに!スタジオも完備されたペンションで、まさに音楽家に持ってつけのペンションでした♪ 到着


到着 さて、全員集合したところで、まずは開講式&オリエンテーション。基本ですね。そしていよいよ本編に突入!今回参加していただいた有馬氏(都響)、伊藤氏(武蔵野音大、元都響)、金子氏(新日フィル)、各講師と、特別ゲストのノイネッカー女史のグループに分けてアンサンブル講習。金子氏には今回通訳もしていただきました。各グループは時間ごとに部屋を移動して、講師全員の講習を受けることが出来ました!


到着 クリニック クリニック
その後会場をホールに移し、ノイネッカー女史によるクリニック!構え方から奏法まで、丁寧な講習は目を見張るものばかり。中でも腹式呼吸についての話で見せてくれた、肋骨を広げる作業は凄かったです。

到着 メンテ実践 メンテ実践
クリニックが終わると、フィリップ社長とガートナー氏によるアレキの変遷&メンテ実践。楽器の扱い方やオイルの注し方、注意することなど、細かく指導していただきました。


1日目のメニューが終了し、最後に食事と交流会。お酒も入り、深夜まで話は尽きませんでした!盛り上がったのは言うまでもありません(笑)。

交流会 交流会 交流会



10月16日(日) Second day 2

アンサンブル講習 眠い目を擦りながら2日目スタート。朝食を取り午前中は前日に引き続きクリニック&アンサンブル講習!昼食後に全員合奏のリハ。


アンサンブル講習 アンサンブル講習 アンサンブル講習

指揮と指導はもちろんノイネッカー女史!リハを終え、各グループによるアンサンブル発表が行われました。どのグループもレッスンの成果を発揮出来たでしょうか??そのまま今度は講師によるミニコンサートが開催されました。

アンサンブル発表 アンサンブル発表 アンサンブル発表

アンサンブル発表 全員合奏 全員合奏

と、2日目のスケジュールが進んでいったのですが、この間マイスターのガートナー氏と、ヤマハミュージックトレーディング株式会社(当時)管楽器工房の矢作靖孝氏の2人が、楽器のメンテナンスコーナーを設け、朝から昼食も取らずにずっと会員の楽器を無料で!!!!調整していたのです!!!マイスターに無料で調整してもらえるなんて、これもアレキサンダーホルンオーナーズクラブならでは。

無料調整 無料調整

と言うわけで、講師演奏に戻りますが、まずノイネッカー女史によるソロの演奏!詳しいプログラムは下記に。美しい演奏から現代曲まで、幅の広い音楽性を感じさせる演奏でした!そしてピアノの島崎佐智代さんも素晴らしい伴奏を聴かせてくれました。
ソロが終わると、講師によるアンサンブル!さすが!としか言いようがありません…。もうお腹イッパイ!!!!
ソロ演奏 ソロ演奏

講師演奏 講師演奏


最後に全員で集合写真を撮り、2日間の第1回ミュージックキャンプが終了いたしました。第1回ということもあり、まだまだ課題は沢山あったかと思いますが、これを教訓に第2回、第3回と、回を重ねるごとに素晴らしいキャンプになっていくことと思います!

皆さんお疲れ様でしたー!!!!!

記念撮影




ミュージックキャンプに参加して
細川英行 細川英行
AHOC第1回ミュージックキャンプに参加できたことについて、アレキサンダーホルンを吹くきっかけをくれた方、めぐり逢わせてくれた楽器屋さんに感謝しています。それは、このキャンプでは世界的な奏者である、ノイネッカー女史の演奏が間近に聴けるだけではなく、クリニックやアンサンブルの練習について、受講でき身近に接する事ができたからでもあります。またアンサンブルの練習は、伊藤先生、有馬先生、金子先生の受講もできました。今まで、このような機会がなかったので、嬉しかったのもありますが、勉強になりました。また、フィリップ社長とも接することができ、大らかな人柄を感じました。上手く言えないのですが、その感じがアレキサンダーのホルンに出ているように思えました。今後も、このような機会が増えることと、クラブが発展していくことを願います。最後に、学生の方の参加者も多かったので、是非、ノイネッカー女史のような奏者、または指導者になられる事を祈っております。参加させて頂き、ありがとうございました。

講師演奏プログラム
講師演奏 第1部
Reinhold Gli-re:Nocturne op35 Nr10/Romance op35 Nr6
Volker David Kirchner:Lamento d Loefeo
Robert Schumann:Adagio und Allegro As-dur op70
ソロ:マリー・ルイーゼ・ノイネッカー
ピアノ:島崎佐智代
講師演奏 第2部
Karl Stiegler:Hubertusmesse〜
Gioacchino Antonio Rossini:Fanfare de chasse
講師によるスペシャルアンサンブル
マリー・ルイーゼ・ノイネッカー
有馬純晴
伊藤泰世
金子典樹
田中久隆(賛助)



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