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国内外のホルンプレーヤーにスポットを当て、インタビューや対談を掲載するコーナー。
ホルンについてはもちろん、趣味や休日の過ごし方など、
普段知ることの無いプレーヤーの私生活についてもお伝えします。
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大野雄太インタビュー |
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こちらこそよろしくお願いします。実はちょうど先日、マインツのアレキの工場に行って来たんですよ!藝大とデュッセルドルフの音大で、守山先生を通じて交流がありまして、行ってきました。3月まで、まだ藝大の院生なので。 |
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ドイツ・マインツのアレキサンダー社にて、藝大生と守山光三教授 |
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そうでしたか!その辺も追々聞いていきましょう。では、いつからホルンを吹かれているんですか? |
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地元の山形で、中学校のときにブラスでトランペットを吹いていたんですけ
ど、高校に進学してブラスに入ったら、先生に「おまえはホルンをやりなさい」と言われ、音楽が出来るのであれば、何の楽器でもいいかなと思い、ホルンを始めました。まぁトランペットの人数が多かったから、ホルンに回されたんですけどね(笑)。なのでホルンは高校生の時から始めました。 |
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教員になりたかったのですが、せっかくホルンも吹いていたので、ホルンの勉強も出来る山形大学教育学部を受験し、受かったので、そこで4年間勉強しました。非常勤講師で守山光三先生が来られていたので、ホルンのレッスンもしっかり受けることができました。 |
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ではホルンを勉強しつつ、教員の免許を取得したわけですね。 |
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それが、めでたく山形大学に入学できたんですけど、1年生の終わり頃には教員になる気が無くなっていたんです(笑)。何をしたいというのは無かったんですが、音楽の仕事ができればなぁとは思っていましたね。その時はホルン奏者になれるなんて思っていませんでしたが、守山先生の影響もありましたし、1年生のときの4年生の先輩が、在学中に山形交響楽団に入団されたので、頑張れば自分もプロになれるのかなぁと楽観的には思っていました。それに教員になるための勉強も大変だったので(笑)。なので、授業そっちのけでホルンの練習をするようになってしまいました。それで4年生になる時に、守山先生に「僕はいよいよ4年生ですけど、どうしたらいいでしょうね」と訪ねたら、先生も「どうしたらいいんだろうね」と(笑)。まぁそれで先生が藝大に来ないか?と言われたので藝大に行くことを決めました。 |
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別科という手もあったんですが、4年のときに院を受けたんです。しかし英語で落ちてしまい(笑)、別科を受けて、どうにか受かったので藝大の別科に入りました。そして別科の1年の時に院を受けなおして、2回目にして受かることが出来たので、別科を1年で切り上げて大学院に入り、そして今2年生です。 |
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昨年の10月にオーディションがありまして、実際は今年の3月から試用期間が始まります。1ヶ月間大学院とかぶるので、『在学中に入団』という格好良いプロフィールを将来書きたいですね(笑)。 |
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高校でホルンを始めてから、大学4年間と別科1年間まで、ずっとヤマハを使っていて、大学院1年の春からアレキを使っているので、今度の春で、ようやく2年目になるんです。 |
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じゃあまだアレキ初心者ですね(笑)。どうですかアレキは。 |
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音色は作りやすいと思いますし、明るいと思うので、ソロを吹くときに凄く効果的だと思いました。それと、やはりアレキユーザーが周りに多いので、一緒に吹いていて合わせやすいですよね。あと、これは重要な問題だと思うのですが、日本で売られているマウスピースのほとんどがヨーロピアンシャンクなんですよね。なのでアレキを使っていると大体のマウスピースは、加工の必要なく使えるので、選択の余地が多いですね。 |
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飲酒ですかね(笑)。あとはパソコンです!今使っているパソコンは自作のものなんですよ。藝大のある上野付近に住んでいるので、よく自転車で秋葉原まで行って、店頭に並んでいる部品のばら売りなんかを見ています(笑)。他には、編曲が趣味ですかね。ホルンアンサンブルの譜面が一番多いですけど、吹奏楽の編曲なんかもやったことがあるんです。 |
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本当はスキーも趣味なんですけど、どうしても東京にいて学生なので難しいんですよね。これからは暇を見つけて行こうと思っています。しかし、あらためてインドアな自分に気づかされ、ショックを隠しきれませんね(笑)。 |
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若輩者ではございますが、よろしくお願いします(笑)。 |
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●大野 雄太
山形県出身。山形大学教育学部卒業。東京芸術大学音楽学部別科を経て同学大学院修士課程を2005年3月修了予定。2003年日本管打楽器コンクール第3位入賞。
これまでに小澤征爾音楽塾やアルゲリッチ音楽祭等のオーケストラに参加。ホルンを岡本和也、守山光三、水野信行の各氏に師事。2005年3月より新日本フィルハーモニー交響楽団契約団員。 |
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キャリアでいうと確実に一番若手のプロホルン奏者。一般大学卒業からプロへ。普通の人では経験できないことを多く吸収し、音大出身の人には負けないという強い意志が感じられました。その若い目は、輝かしい未来に向けて爛々としていました。その若い力に、自分も負けてられないと、あらためて実感しました!いや、若いエキスは吸い取って吸収しなければ(^_^;)
みやっち@編集人 |
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プロフィール等変更となっている場合がございますので予めご了承下さい。 |
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