メンバー全員がアレキサンダーのホルン(しかも今回は全員が103!)を使用する、ご存じアレキサンダーホルンアンサンブルジャパン(以下、AHEJ)が、2010年9月の定期演奏会に向けて、活動を開始した。第1回の合わせは4月に行なわれ、すでに完成してみなさんの目に留まっているであろうチラシの写真撮影も同日、銀座の新装なったヤマハホールにて行なわれた。
ヤマハ銀座店とともに新装開店したヤマハホールにて、AHEJ演奏会用チラシのための写真撮影におじゃました
愛知県立芸術大学の准教授となって活動の中心を名古屋に移した竹村さん以外全員が、東京都内のオーケストラや吹奏楽団に所属する現役のプレーヤーであり(竹村さんも、もちろん現役プレーヤーだ!)、それぞれが多忙なスケジュールを調整しての練習がすでに何度も行なわれている。
AHEJは1999年に結成され、今年11年目を迎える。当初のメンバーは約半数が入れ替わったが、昨年、そして今年と新しいメンバーを加えつつ、現在10名で活動中。 2008年の11月にはベルリンフィルのシュテファン・ドールとサラ・ウィリスを迎えた特別演奏会を行なっているが、定期演奏会としては2007年2月以来、約3年半ぶりとなるAHEJのメンバーに、演奏会の聴きどころや、演奏会に向けての思いを語っていただいた。
どんな写真が使われたのかは、実際にチラシをご覧下さい
まずは、今回初めて参加することになった方から。最初は、東京フィルハーモニー交響楽団の高橋さん。
高橋
続いて、シエナ・ウインド・オーケストラの上里さん。
上里
今年1月から新日本フィルハーモニー交響楽団の正団員になった藤田さん。
藤田
では続いて、これまでずっと紅一点だったが、藤田さんの参加で紅二点となった野見山さん。
野見山
ところで、最近購入したというハンドハンマー(103MLHG)はいかがですか。
今回は初の美女2人体制で、しかも2人とも下吹き。どんな演奏を聴かせてくれるか、今から楽しみだ
続いて、2008年の特別演奏会から参加しているお二人。
上間
伴野
ヤマハホールのステージにて
では、AHEJの初期から参加しているメンバーに、今回の演奏会の聴き所を含めて、お話をうかがった。
金子
有馬
竹村
久永
カメラを向けると、こんなポーズを取ってくれた。この雰囲気が、まさにAHEJだ
どこまで本当かわかりませんが……。いろんな意味で楽しみな演奏会です(笑)。
後日、別の場所にて、練習風景を1枚
■アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン 第7回定期演奏会 9月19日 19時開演 東京文化会館小ホール(東京)
■アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン 名古屋特別演奏会 9月20日 19時開演 電気文化会館 ザ・コンサートホール(名古屋)
バーンスタイン/《キャンディード》序曲 G.バルボトゥー/Formule 6 for 6 horns ワーグナー/《さまよえるオランダ人》序曲
有馬純晴(東京都交響楽団) 上間善之(東京交響楽団) 高橋臣宜(東京フィルハーモニー交響楽団) 伴野涼介(読売日本交響楽団) 久永重明(読売日本交響楽団)