アレキサンダーファン
2005年05月掲載
アレキファン的「ホルンの“ホ”」

ホルンの“ホ”の字が絡んでいれば何でもアリ!
アレキサンダーファンの名物コーナー♪
普段知ることの出来ないホルンのことや、今更聞けない素朴な疑問、
直接ホルンとは関係のないことまで、とにかく何でもお伝えします。



 アレキファン的「ホルンの“ホ”」 第6回

アレキサンダー503Mが2005年ドイツ楽器賞を受賞!

アレキサンダー503Mが2005年ドイツ楽器賞を受賞!

  2005年のドイツ楽器賞はマンドリンとダブルホルン部門で争われ、アレキサンダーホルン503Mが見事受賞しました!503Mは1995年に同賞を受賞しており、2度目の受賞となります。

ドイツ経済貿易省によって楽器産業の中で飛び抜けて良い商品に与えられるこの賞は、1991年に創設され今年で15回目。毎年2部門が設定され、出展部門が異なるため、実際には2回連続での受賞です!

授賞式はフランクフルトでのミュージックメッセ開催前日にフランクフルト R-merにて行われました。
 

 
受賞者は経済貿易省の事務次官Mr.Rezzo Schlauchよりメダルと表彰状を贈られ、受賞作品はミュージックメッセ期間中、会場内に飾られました。

ドイツ経済貿易省の事務次官Mr. Rezzo Schlauchとフィリップ社長。 メッセでの受賞作品展示
ドイツ経済貿易省の事務次官Mr. Rezzo Schlauchとフィリップ社長。 メッセでの受賞作品展示
メッセでの受賞作品展示 メッセでの受賞作品展示
メッセでの受賞作品展示 メッセでの受賞作品展示

  受賞楽器はZwotaにある楽器製造協会にて以下の入念な審査のもと決定されます。
●音響的、物理的な音の測定
●プロ奏者による実際の演奏による評価
●専門家による仕上げの緻密さ・正確さの判定
更に出品楽器はその価格の適正さや流通形態によっても判断されます。
2006年はビオラとC管フルートの部門で争われることがすでに決まっています。
 

 
マインツのアレキ社店舗 メッセ、アレキブースにTV局の取材が
マインツのアレキ社店舗 メッセ、アレキブースにTV局の取材が

工房にもTV局の取材が 工房にもTV局の取材が

  楽器製造協会によって最高の楽器であると選考されたアレキサンダー503Mは 2位に17ポイントもの大差をつけて89ポイントを獲得し、503Mは商品テストと熟練技師による技能部門で最高得点を記録しました。「503Mはレスポンスが軽やかで、それはピアノの時にもっとも際立ち、またサウンド、イントネーションが 幅広い音域において際立っている。そしてF管、Bb管のバランスもとても良く、この楽器はすべての観点からまったく問題なく使用することが出来る。」と審査員は評価しました。

審査員はまたこの楽器の適正な価格にも言及しました。

最もお手頃な価格の503Mにこのような栄えある賞が与えられたことは、すべてのアレキサンダーホルンがその品質と精密さにおいて際立っていることを示しています。この503Mであろうと、アレキサンダーホルンのフラッグシップモデルの103であろうと、また昨年新たにラインナップに加えられたトリプルホルン301であろうと、すべてのアレキサンダーホルンがドイツ・マインツのアレキサンダー社の工房にて熟練の技師によって製作されたという証であると言えるでしょう!
 

 
授賞式にて、ドイツ経済貿易省の事務次官よりフィリップ社長に表彰状等が手渡された。右はマンドリン部門の受賞者。 授賞式にて、ライプチヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラ首席奏者Ralf G-tz氏によるクロルの『Laudatio』が演奏された。楽器はもちろん503
授賞式にて、ドイツ経済貿易省の事務次官より
フィリップ社長に表彰状等が手渡された。
右はマンドリン部門の受賞者。
授賞式にて、ライプチヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラ首席奏者Ralf G-tz氏によるクロルの『Laudatio』が演奏された。楽器はもちろん503


 
〜裏話〜

楽器賞出品用に確保していた楽器が出品直前にどうしても販売しないといけなくなり、ちょうど工房で出来上がったばかりの楽器を出品したら受賞をしてしまったらしい(^_^;)




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